ジャズのアドリブを体系的に学ぶ名著として知られる『ハウ・トゥ・インプロヴァイズ』。
インプロヴァイズのための考え方や手法を丁寧に解説した本で、序盤に「練習について」というチャプターがあります。
そこにはこのような記述があります。
練習で最大の効果を上げるために私からできる最良のアドバイスは、毎日いくつかのトピックのみに多くの時間を割いてもよいし、毎日数多くのトピックをそれぞれ短い時間ずつ練習してもよいし、またはその両方をやってもよいが、毎日同じトピックの練習に時間を割く、ということである。
当たり前のことのように聞こえますが、実際にできていない人は多いのではないでしょうか。
「その日弾きたいことを弾く」だけでは足りない
毎日ギターを触っていても、その日の気分や興味でトピックが変わってしまうと、同じ課題が継続的に積み重なっていきません。
弾きたいものを弾くこと自体は悪いことではありませんが、それだけでは上達への道が遠回りになります。
一度、自分の練習を振り返ってみてください。
- 昨日、何を練習したか
- 今日練習したトピックを、前回練習したのはいつか
- 次にそのトピックを練習するのはいつか
これらがすぐに答えられる状態になっているでしょうか。
練習トピックを日付で管理する
自分が定めた課題を毎日着実に積み重ねるには、練習の記録と管理が必要です。
チラシの裏でも、ノートでも、スプレッドシートでも構いません。
練習トピックを管理する仕組みを用意しておくことが重要です。
たとえば以下のような形で記録するだけで、練習の偏りや抜け漏れが把握しやすくなります。

記録があると、どのトピックが手薄になっているかや、前回からどれだけ間が空いているかといった傾向も見えてきます。
ホワイトボードの活用
この管理を習慣化するには、ホワイトボードが便利です。
練習スペースの壁に設置しておくと、ギターを手に取るたびに目に入るため、課題の意識が維持しやすくなります。
写真にうつっているホワイトボードは筆者の部屋にかけているものです。
サイズは60cm × 90cmです。
買う前は悩みましたが、実際に部屋に設置してみると、なぜもっと早く買わなかったのだろうと思うくらい便利に使っています。
壁掛けで設置する場合は、耐荷重に対応したピン・フックを使用してください。
一般的な画鋲ではホワイトボードの重さに耐えられないことがあります。
壁掛けのホワイトボードの他、こちらの記事で写っている小さいサイズのものも持っています。
これは100円ショップで買ったものです。
まとめ:自分の練習の最大の欠点
- 毎日同じトピックを継続して練習することが、上達への最短ルートになる
- 「弾きたいものを弾く」だけでは、課題が積み重なっていかない
- 練習トピックを日付で記録・管理する仕組みを用意することが重要
- ホワイトボードを使うと手軽に毎回整理できる
自分の練習の最大の欠点は、毎日同じトピックの練習を行ってこなかったこと。
今回の記事は以上です。

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