ジャズを演奏するうえで、スタンダード曲の練習は欠かせませんよね。
練習曲を選ぶ際、自分の好きなミュージシャンが演奏している曲を効率的に知りたいと思ったことのある方も多いのではないでしょうか?
この記事では、ジャズ・ギタリストのグラント・グリーンが演奏しているスタンダード48曲をまとめました。
どの曲も、ジャズ・スタンダード・バイブルに収録されています。
なお、今回は、「ジャズ・スタンダード・バイブル2」は調査対象外です。
↓こちらはハンディ版
また、どのアルバムを買えば、より効率的に多くの曲を聴けるのかについてもまとめました。
練習するジャズ・スタンダードの選び方
ところで、練習するジャズ・スタンダードはどのように選びますか?
次のような点を考慮する人が多いのではないでしょうか。
シンプルに好きな曲であれば、楽しく練習でき、結果的により上達につながるでしょう。
また、ジャズ・ギター上達のためには、音楽を聴き込むことが欠かせません。
そのため、自分の好きなミュージシャンが演奏している曲というのも、聴き込むためには重要な要素です。
さらに、それがセッションでよく取り上げられる曲であれば、練習のモチベーションも高まるはずです。
練習曲を選ぶ際には、これらの要素がより多く含まれている曲を選ぶことがオススメです。
「ジャズ・スタンダード・バイブル」は、セッションの定番曲を集めた楽譜です。
そのなかからグラント・グリーンの演奏を整理しているため、
グラント・グリーンがお好きな方であれば、あとは好きな曲を選ぶだけです。
オススメ盤3選
たくさんの録音があり、どれから聴いたらいいか分からないという方向けのオススメ盤3選です。
なお、入手困難なものについては音楽配信サービスを使うといいと思います。
音質的にはAmazon Music Unlimitedがいちばんオススメです。
Standards
タイトルの通り、スタンダードばかりを演奏しているアルバム。
ジャズ・スタンダード・バイブルに入っているスタンダードは、下記の5曲です。
ギター・トリオによる渋い空気感!
The Complete Quartets with Sonny Clark
ジャズ・ピアニストのソニー・クラークとのセッションです。
ジャズ・スタンダード・バイブルに入っているスタンダードは、下記の6曲です。
こっちはピアノが華やかな雰囲気
UP AT “MINTON’S”1&2
テナー・サックスのスタンリー・タレンタインとのセッション。Vol1と2の2枚のアルバムです。
ジャズ・スタンダード・バイブルに入っているスタンダードは、下記の5曲です。
ライブ感がいいね
グラント・グリーンが演奏しているスタンダード48選
以下は、ジャズ・スタンダード・バイブル収録曲で、グラントが演奏している曲です。
「」内は収録アルバムです。グラントがリーダーでない作品も含まれています。
また、「ジャズ・スタンダード・バイブル2」はここでは調査対象外です。
AIREGIN 「The Complete Quartets with Sonny Clark」収録
ALL THE THINGS YOU ARE 「Standards」収録
ALONE TOGETHER 「Green Street」収録
BUT NOT FOR ME 「UP AT “MINTON’S”」収録
CARAVAN「FIRST RECORDINGS」収録
COME RAIN OR COME SHINE「UP AT “MINTON’S” Vol.2」収録
CORCOVADO「I Want to Hold Your Hand」収録
FALLING IN LOVE WITH LOVE「Reaching Out」収録
FOGGY DAY, A「Here ‘Tis」収録
GOOD BAIT「Brothers 4」収録
HOW INSENSITIVE「Slick!」収録
I CONCENTRATE ON YOU「The Complete Quartets with Sonny Clark」収録
I REMEMBER YOU「Standards」収録
I’LL REMEMBER APRIL「Standards」収録
IF I SHOULD LOSE YOU「Born To Be Blue」収録
IT’S ALL RIGHT WITH ME「Complete Instrumental Sessions」収録
JUST FRIENDS「First Session」収録
LOVE FOR SALE「UP AT “MINTON’S” Vol.2」収録
MAIDEN VOYAGE「ALIVE!」収録
MY FAVORITE THINGS「Matador」収録
MY FUNNY VALENTINE「Grantstand」収録
MY LITTLE SUEDE SHOES「THE LATIN BIT」収録
MY ONE AND ONLY LOVE「Born To Be Blue」収録
NOW’S THE TIME「Slick!」収録
OLD FOLKS「Grantstand」収録
OLEO「The Complete Quartets with Sonny Clark」収録
ON GREEN DOLPHIN STREET「The Complete Quartets with Sonny Clark」収録
ROUND MIDNIGHT「Green Street」収録
SAMBA DE ORFEU「Iron City」収録
SHADOW OF YOUR SMILE「Let ‘Em Roll」収録
SO WHAT「Sunday Mornin’」収録
SOMEDAY MY PRINCE WILL COME「Born To Be Blue」収録
SONG IS YOU「The Complete Quartets with Sonny Clark」収録
SONNYMOON FOR TWO「First Session」収録
SPEAK LOW「I Want to Hold Your Hand」収録
STARDUST「A Man With a Horn」収録
STELLA BY STARLIGHT「I Want to Hold Your Hand」収録
SUMMERTIME「UP AT “MINTON’S” Vol.2」収録
TAKE THE “A” TRAIN「Wings & Things」収録
WAVE「Easy」収録
WHAT IS THIS THING CALLED LOVE?「The Complete Quartets with Sonny Clark」収録
WHAT’S NEW「FIRST RECORDINGS」収録
WOODY’N YOU「First Session」収録
WORK SONG「Iron City」収録
YESTERDAYS「UP AT “MINTON’S”」収録
YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC「Standards」収録
YOU DON’T KNOW WHAT LOVE IS「Talkin’ About」収録
YOU STEPPED OUT OF A DREAM「Standards」収録
まとめ
この記事では、練習すべきジャズ・スタンダードの選び方と、
グラント・グリーンの演奏で学べるジャズ・スタンダードを紹介してきました。
次の点をひとつでも多く満たしている曲を選ぶことをオススメします。
そして、グラント・グリーンがお好きな方は、ぜひ上のリストを参考に練習曲を選んでみてくださいね。
もちろん、「ジャズ・スタンダード・バイブル」をご用意することをお忘れなく。
今回の記事は以上です。
※こんな曲もあるよ、等ありましたらコメントください。
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