【メンテナンス必須】ギタークロスは本当に必要?ギターを長く愛用するための相棒アイテム

ギターを弾いた後、そのまま放置していませんか?
特にギターを始めたばかりの頃は、弾き終わった後のケアまで意識が回らず、ギターをそのままケースにしまったり、スタンドに立てかけたりしがちです。

しかし、ギターのメンテナンスを怠ると、以下のようなデメリットがあります。

  • 指紋や皮脂がボディに蓄積し、塗装を痛める
  • 弦に汚れが付着し、音質が劣化する
  • 金属パーツにサビが発生しやすくなる
  • ギター本来の美しい見た目が損なわれる

面倒に感じるかもしれませんが、ちょっとした工夫でギターのメンテナンスは習慣化できます。
毎回のお手入れがギターの寿命を大幅に延ばし、いつまでも美しい音色と外観を保つことに直結するのです。
ギターのメンテナンスは、楽器への愛情そのものを表す大切な行為といえるでしょう。

この記事では、ギターメンテナンスの基本アイテムであるギタークロスの重要性と、オススメの商品をご紹介したいと思います。

なぜギタークロスが必要なのか

そもそも、なぜギターにはクロスでのお手入れが必要なのでしょうか。
以下のような理由に納得される方も多いのではないでしょうか。

ギターは汚れやすい楽器だから

まず、ギターは構造上、汚れやすい楽器だということが挙げられます。
演奏中は必ず手や指がギターに触れるため、皮脂や汗が付着するのは避けられません。
特にネックやボディは直接肌に触れる部分が多く、使用後にはかなりの汚れが蓄積しています。

また、ピックを使う際の手の動きや、ストラップが擦れることによる汚れなど、演奏するだけで様々な汚れが付着します。

これらの汚れを放置すると、塗装面に染み込んだり、金属パーツの腐食の原因となったりします。

演奏直後のひと手間で、これらの汚れを簡単に除去できるのがギタークロスの大きな魅力です。

定期的なお手入れで劣化を防げるから

続いて、定期的なお手入れによってギターの劣化を大幅に防げるということも重要なポイントです。

ギターは木材や金属など、時間の経過とともに劣化する素材で作られています。
しかし、適切なお手入れを続けることで、この劣化速度を大幅に遅らせることができます。
特に湿度の高い日本では、汚れと湿気が組み合わさることで劣化が加速しがちです。
演奏後にクロスで拭き取ることで、汚れだけでなく余分な湿気も除去でき、一石二鳥の効果が期待できます。

長期間愛用したいギターであればあるほど、日々のお手入れの重要性は高まります。

習慣化しやすいメンテナンス方法だから

最後に、クロスでの清拭は習慣化しやすいメンテナンス方法だということも大きな理由です。

弦交換のような大がかりなメンテナンスと違い、クロスでの清拭は短時間で完了します。

演奏終了から片付けまでの流れの中に自然に組み込むことができるため、負担を感じることなく継続できます。

また、特別な技術や知識も必要なく、誰でもすぐに始められるのも魅力的です。
「ギターを弾き終わったらクロスで拭く」という簡単なルールを決めるだけで、ギターの状態を格段に良好に保つことができます。

ギタークロスの効果的な使い方

ギタークロスを使う際は、以下の手順で行うと効果的です。

まず、弦を軽く拭いて汚れや湿気を取り除きます。弦は最も汚れが付着しやすい部分なので、丁寧に行いましょう。

次に、ネックの裏側から表側にかけて拭き取ります。演奏中に最も手が触れる部分なので、念入りに清拭することが大切です。

最後に、ボディ全体を優しく拭き上げます。力を入れすぎず、クロスの表面で汚れを包み込むように拭き取るのがコツです。

所要時間は慣れれば2~3分程度で、この小さな習慣がギターの寿命を大きく左右します。

オススメのギタークロス3選

最後に、オススメのギタークロスをご紹介したいと思います。

様々なタイプの商品がありますが、まずは基本的なものから試してみることをオススメします。

MUSIC NOMAD MN201

こちらの商品はマイクロファイバー素材で作られた基本的なクロスです。
価格も手頃で、初めてギタークロスを購入する方に最適です。
繊維が細かいため、傷を付けることなく汚れをしっかりと除去できます。

YAMAHA ポリエシングクロス

楽器メーカーのヤマハが製造する専用クロスです。

楽器の材質を熟知したメーカーならではの仕上がりで、安心して使用できます。

毛羽立ちが少なく、長期間使用しても性能が劣化しにくいのが特徴です。

MORRIS 楽器用高級クロス

筆者は、楽器屋でなんとなく手にとって以来、こちらのクロスを愛用しています。
サウンドハウスでも売れ筋みたいです。
何度も洗って繰り返し使用できる点が気に入っています。

まとめ:小さな習慣が大きな違いを生む

今回の記事では、ギタークロスの必要性とその効果について解説しました。

また、オススメのギタークロスもご紹介してきました。

ギターを長く愛用していくうえで、日々のお手入れは避けて通れません。

少しずつ蓄積する汚れや劣化を、クロス一枚で防ぐことができるのです。

「弾き終わったらクロスで拭く」という小さな習慣が、ギターとの長い付き合いを支える大きな力となります。

ぜひギタークロスを手に入れて、愛用のギターをいつまでも美しく保ってくださいね。

今回の記事は以上です。

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