枯葉のベース・ラインにペダルを取り入れる方法

スタンダード

セッションでよく演奏される曲、「枯葉」。

この曲のベース・ラインにペダルを取り入れることがよくあります。

参考の動画はこちら。

おなじみのコード進行が聞こえてきます。

すると、こちらの27秒目〜38秒目くらいで突然浮遊感のようなものが生じませんか?

ここがペダル・ポイントになっています。

この箇所のもともとのコード進行は、以下のようになっています。

ところが、動画中では、上記のコード進行の各ルートの音を律儀に弾いていません。

以下のように弾いています。

上の4小節では、一貫してD音をルートにしています。

D音は、Am7(♭5)にとっての「11th」、D7にとっての「Root」、Gmにとっての「5th」です。

下段にうつると、F音をルートにあげています。

F音は、Cm7にとっての「11th」、F7にとっての「Root」です。

B♭△7からは通常のウォーキング・ベースに復帰して、それぞれのコードのルートを一拍目に弾いています。

このような弾き方はセッションではよくあるので、遭遇したときに慌てないようにしたいですね。

「枯葉」を練習したい方は、動画でベースを弾いている納浩一さんの「ジャズ・スタンダード・バイブル」を入手しましょう。

大きな譜面で確認したい方はこちら

ハンディに持ち歩きたい方はこちら

また、ヴォーカリストの方はもちろん、ギター奏者も歌詞を把握することは非常に重要です。
歌詞だけならネット検索で見つかりますが、こちらの楽譜で譜割りと合わせて確認するのがオススメ。

最後に、「枯葉」については以下の記事も書いています。
よろしければご覧ください。

今回の記事は以上です。

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