ジャズ・ギターおすすめ書籍一覧

ここでは、ジャズ・ギターを学ぶうえでおすすめの書籍をまとめて掲載しています。

どの書籍も良書ですので、気になったらぜひ読んでみてください。

楽譜

定番曲を収録している1は必ず手に入れたい!
この本のコード進行はセッションの現場では共通認識となっています

1に収録されていてもおかしくない定番曲も多く含まれています。
できれば2も持っておきたいところ。

ヴォーカルの定番曲を歌詞とともに収録。歌詞と譜割りも細かく記載されておりわかりやすい!
歌伴としての役割も求められることの多いギターだからこそ、この本の重要性は高い。

音楽理論

音楽理論そのものは、楽器やジャンルを問わない。この本は音楽理論を体系立てて説明しながらも、その知識を実際のギターのプレイといかに結びつけるかという視点で書かれている。

音楽理論書の金字塔。やや価格が高いが、ジャズを真剣に学ぶうえでは、いつか必ず入手することになる書物。
各種理論的な説明を、ミュージシャンの演奏の実例とともに多数紹介。

音楽の構成要素、①メロディ②リズム③ハーモニーのうち、③ハーモニーに焦点をあてた書。
ジャズ固有のハーモニーとはどのようなものなのか学ぶうえで有用。
どの楽器奏者も鍵盤を学ぶべき理由や、作曲についての多様なアイディアも読み応えがある。

ジャズ・スタンダード・バイブルの収録曲のうち8曲を題材に、音楽理論をもとに楽曲をアナライズする方法を解説。
各曲についてはもちろん、楽曲をアナライズする手法自体を身につけるうえで有効な書。

かつて私の師は、この本を「日本でもっともしっかりとした教則本」と言った。
理論書としても、フレーズ集としても、コードブックとしても重要な書。
また、著名ジャズ・ギタリストの譜例も収録。
一見とっつきづらい固い文体だが、TAB譜付のため、実は初学者にもやさしい。

練習

12小節のブルースを題材に、いかにコードを代理していくかを学ぶ。
ブルースはもちろん、代理コードの考え方自体の習得に有用

カート・ローゼンウィンケルも使っている教本。
スケールの並べ方のパターンが網羅的に載っている。

読み物

音楽についてもすっかりサブスクが浸透した現代。
著者の提唱する音楽を消費しない聞き方は一読の価値あり。

現在流通している新版とは別物。著者は、「ギターで覚える音楽理論」の養父貴。

「十二音平均律」「バークリー・メソッド」「MIDI」という3つのキーワードを軸にジャズの歴史を一気に解説。

「歴史編」が楽しめた人はこちらもおすすめ。ブルース、ダンスなど、個別のキーワードをディープに掘り下げる

ジャズ作品を作曲するための方法を解説。
即興演奏も瞬時の作曲であるため、そのままアドリブソロに活かすこともできる

グラント・グリーンの生涯について親族がレポート。
小学校時代の同級生から、現役ジャズミュージシャンなど多方面への入念な聞き取り調査をもとに執筆。
一般に知られていない事実も多数。

その他

作曲家、草野マサムネから学ぶべきことは多い。
弾き語りの楽譜集は歌詞とコードの対応関係も分かりやすい。
多数の弾き語り本が発売されているが、ベスト・セレクション等ではなく、全曲集を手に入れておきたい。
膨大な作品があり、現在も新曲を発表しつづけているスピッツだけに、全曲集を発売するハードルは年々高くなっているか。
この本は「色色衣」までの全曲を収録。
その後のアルバムについては、個別のアルバムごとの楽譜を購入しよう。

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