実はギターの練習に役立つアイテム5選

練習

ギターの練習をより効果的に、快適に行うためには、意外なアイテムが役立つことがあります。
今回は、ギタリストの練習環境を向上させる5つのカテゴリーのアイテムをご紹介します。

1. 柔軟アイテム

ギターを弾くうえで、楽器を体の一部のように扱えることが重要です。
そのためには、身体の本来の能力を最大限に引き出すことが不可欠であり、柔軟性を高めることは極めて重要です。
以下の柔軟アイテムは、ギタリストの体のケアと柔軟性向上に役立ちます。

ストレッチポール

ギターを構えると、体を内向きに丸め込むような姿勢になりがちです。
ストレッチポールを使って体を開く方向に柔軟させることで、バランスを取り、ギターと一体化したような自然な演奏姿勢を獲得できます。

私が実際に使っているのはこちらのストレッチポールです。
通っているスポーツジムには、もう一回り細いタイプが置いてありますが、私にはこのサイズがちょうどよかったです。

ストレッチポールの使い方、メリットについてわかりやすかった動画も紹介します。

フレックスクッション

フレックスクッションは、骨盤を適切な位置に保ち、正しい姿勢を促進するアイテムです。
上述の通り、ギターを構えることで姿勢はだんだん崩れていってしまいます。
フレックスクッションは柔軟運動はもちろん、腹筋、背筋など体幹トレーニングの補助にも非常に有効です。
運動が苦手な人には特にオススメしたいです。

私が使っているのはこちらです。
ジムに置かれてあるものが使いやすかったので、同じ商品を購入しました。
少し値が張るため、購入前は迷いましたが、日常的に使ってこそ効果があると思ったため最終的には入手しました。買ってよかったと思っています。

ヨガマット

ストレッチポールやフレックスクッションを使う場合、ヨガマットは必須と考えたほうがいいです。
もちろん、ヨガマットではなく、フローリングやベッドの上で使うことも出来ます。
ただし、フローリングの上では硬すぎて痛いですし、ベッドの上では沈むため効果が低減すると思います。また、沈むことによって生じる傾きが、かえって逆効果を生む可能性もあります。
100円ショップなどでも売っています。

2. 机の上のブックスタンド

最近購入したもののなかで、一番感動したのがブックスタンドです。楽譜や教則本を見ながら練習する際、非常に便利です。

適切な角度で楽譜を配置することで、ギターと楽譜の両方に集中しやすくなります。
また、譜面台よりもスペースをとらないため、狭い場所でも使いやすいのが特徴です。

私が実際に使っているのはこちらの商品です。
かなり分厚い本にも使えます。譜面ではないですが、会社四季報くらいなら余裕があります。
以前は、譜面台を使っていましたが、使用中はスペースをそれなりにとることが気になっていました。
また、ちょっとした衝撃で倒れることや、使用前後の準備、後片付けが面倒で、結局あまり使わなくなりました。
その点、このブックスタンドは重宝しています。

ジャズ・スタンダード・バイブルの3倍くらいの分厚さの本
なんなく置けています

3. 肘跳ね上げ式のゲーミングチェア

長時間の練習には快適な椅子が必須だと思っています。
DTMを始めようと思ったとき、この椅子を購入しました。
肘跳ね上げ式のゲーミングチェアは、ギター練習にも適しています。

肘掛けが固定されていると、椅子に座りながらギターを構えることができません。
肘掛けを跳ね上げることで、ギターを自由に構えられ、演奏の邪魔になりません。
椅子を使わず、床などであぐらを組んで弾くこともできますが、体への負担を考えると、しっかりとした椅子に座ることが望ましいです。

この商品は説明書を見ながら自分で組み立てるものでした。
組み立てていたところ、どうしても説明書どおりに組み立てられない部分がありました。
お客様相談室に電話して組み立て方法を尋ねたところ、不良品の可能性があり、おそらく組み立て不可能という結論になり、組み上がった当該のパーツを早急に送ってくださりました。
まさかそのように対応していただけるとは思ってもおらず、きめ細かいケアに感動しました。
親切丁寧なメーカー対応という意味でもオススメの商品です。

4. オーディオ・インターフェース

オーディオ・インターフェースは、ギターやボーカルなどをパソコンに接続するために使用する機材です。主に以下のメリットがあります:

  • 高音質での録音・再生が可能:アナログ信号をデジタル信号に変換することで、高品質な音声処理を実現します。
  • オンラインセッションができる:リアルタイムで他者と音声データを共有できるため、自宅でもセッションやコラボレーションが可能です。
  • DTMにも活用できる:楽器やボーカル録音だけでなく、自宅スタジオとしても機能し、多彩な音楽制作環境を提供します。

私は、DTMを始めようと思ったとき、購入しました。
購入時はWindowsのノートPCを使っており、現在はMacBookを使っていますが、どちらでも問題なく使用できています。
また、最近購入したベース・ギターをつないで、モニターとしても使っています。
ベース用のアンプは持っていないため、重宝しています。
※オーディオ・インターフェース単体では音は出ません。別途スピーカーが必要です。

5. PCモニター

大きなPCモニターを使用することで、練習環境が大きく改善されます。

活用法

・オンラインレッスンの受講
・楽譜や練習用動画の表示
・DAWソフトでの作曲や編曲

大画面で楽譜や教則動画を見ることで、細かい音符や指の動きまで確認しやすくなります。

私はこのモニターを使っています。
WindowsのノートPCを使っているときに購入したため、モニターに付属のHDMI端子で直結させて使用できていました。
MacBookを使い始めてからは、HDMIからUSB‐Cに変換するためのケーブルを使用しています。

設置例。MacBook、オーディオ・インターフェース、変換ケーブル、モニター、ブックスタンド、ジャズ・スタンダード・バイブル

まとめ

これらのアイテムを上手く活用することで、ギター練習の効率と快適さが格段に向上します。
特に柔軟アイテムは、ギターを体の一部として扱う感覚を養いながら、自分自身へのケアも忘れず行うことにつながります。
自分に合ったアイテムを選び理想的な練習環境を整えてください。

以上です。

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