「独学でフレーズや曲を覚えているのに、上達している実感がない」 「個人レッスンは高くて続けられるか不安」
そんな悩みを持つ人にこそおすすめしたいのが、ジャズギターのグループレッスンです。
この記事では、実際にグループレッスンに通っていた私が感じた魅力を7つに絞って紹介します。気になるデメリットや、失敗しない教室の選び方もまとめました。
個人レッスンをお探しの方は以下の記事をご覧ください。

魅力1:月謝が手ごろで、長く続けやすい
グループレッスンの最大の魅力は、続けやすい料金です。
私が通っていた教室は、1時間のレッスンが月3回で月謝1万円でした。1回あたり約3,300円です。個人レッスンは安くても1回6,000〜7,000円ほどが相場なので、およそ半額で通えます。
| 1回あたりの目安 | 月3回通った場合 | |
|---|---|---|
| グループレッスン(私が通っていた教室) | 約3,300円 | 10,000円 |
| 個人レッスン(一般的な相場) | 6,000〜7,000円 | 18,000〜21,000円 |
楽器の上達は、短期集中より長く続けることが大切です。無理なく払い続けられる月謝は、それだけで大きな武器になります。
魅力2:決まった日程で、練習が習慣になる
個人レッスンは、講師とその都度日程を決めることが多いです。
「十分に練習してから次回のレッスンを決めよう」と考えがちですが、満足の行くタイミングというのはなかなかこないものです。
そうこうしているうちに、レッスンはどんどん遠のきます。
グループレッスンなら「毎週◯曜日」のように日程があらかじめ決まっています。嫌でもその日に向けて練習するので、意志の力に頼らず練習が習慣になります。 忙しい社会人ほど、この強制力がありがたく感じるはずです。
魅力3:他の受講生の演奏が「生きた教材」になる
グループレッスンでは、ソロとバッキングの両方を実践的に練習できます。そして、自分の番ではない時間こそが学びの宝庫です。
上手い人の演奏は動画でも聴けますが、発展途上の人の演奏を目の前で観察できるのはグループならでは。
- ソロが詰まる人は、どこでつまずいているのか
- ソロを弾きづらくするバッキングは、何が原因なのか
- 他の人は同じ曲にどうアプローチしているのか
- 講師は他の人のどこを指摘しているのか
他人の課題は、自分の演奏を映す鏡になります。
魅力4:自分の実力の「現在地」がわかる
一人で練習していると、「どれくらい上手くなったのか」「他の人はどのくらい弾けるのか」がわかりません。
周りと一緒に弾くことで、自分の立ち位置が自然と見えてきます。「あの人に追いつきたい」「自分も負けられない」という気持ちが、練習のモチベーションにもなります。
魅力5:人前で弾く緊張に慣れ、ジャムセッションデビューしやすい
ジャズを始めた人にとって、最初のジャムセッションは大きな壁です。人前で弾く怖さが強いと、なかなか一歩を踏み出せません。
グループレッスンは、毎回が小さなセッションのようなもの。いろいろな人の前で演奏を重ねるうちに、人前で弾く緊張に自然と慣れていきます。セッションデビューへの「助走路」として最適です。
魅力6:一緒に弾ける練習仲間ができる
ギターは、2人いればすぐにセッションができる楽器です。公園やちょっとした空きスペースなど、音を出せる場所さえあれば、ギターを持ち寄って一緒に弾けます。
グループレッスンで気軽に声をかけられる仲間ができれば、レッスン以外の練習もぐっと楽しくなります。
魅力7:新しい音楽と、人生の先輩に出会える
先生の何気ない一言や受講生同士の雑談から、知らなかった名曲や、それまで興味のなかったギタリストに出会えます。
たとえば、私は当時ビレリ・ラグレーンを聴いたことがありませんでした。
しかし、レッスンに通っている受講生のなかにビレリ・ラグレーンの魅力を熱烈に語る人がいて、その熱がうつり、私もビレリ・ラグレーンが好きになりました。
さらに、グループレッスンには幅広い世代が集まります。私が通っていた教室でも10代から70代までの生徒がいました。
大きな会社の役員や、個人で仕事をしている人、音楽の専門学校に通っている人など様々な人達と出会いました。
普段の生活のなかで出会うことがない人たちとギターを通じて交流したことは、とてもいい思い出になっています。
気になるデメリットと対策
グループレッスンにも弱点はあります。ただ、どちらも工夫しだいで十分カバーできます。
| デメリット | 対策 |
|---|---|
| 1人あたりの指導時間が短い | 「何がわからないか」を事前に整理し、簡潔に質問する。他の人への指導からも学べる |
| レベルや進度の差でペースがずれる | レベル別クラスのある教室を選ぶ。体験レッスンで雰囲気を確かめる |
そもそも、60分、80分をまるごと自分一人で使えても、ずっと集中して吸収し続けられる人はそういません。準備して臨めば、短い指導時間はむしろ「質問力」を鍛えるチャンスになります。
失敗しない教室選びの3つのポイント
グループレッスンの魅力を最大限に味わうには、教室選びが大切です。
- 無理なく通える場所か:自分の生活圏と離れすぎた場所だと、やがて通うのが辛くなることもあります。継続的に通える場所か、確認してみてください。
- レベル別のクラス分けがあるか:自分とレベルが近い人と弾けると、刺激も学びも大きくなります。
- 体験レッスンがあるか:実際に参加して、講師や受講生の雰囲気が合うかを確かめるのが一番です。
加えて、仕事帰りや休日など、無理なく通える曜日・時間帯にクラスがあるかもチェックしておくと安心です。
まとめ:迷ったら、まずは体験レッスンへ
ジャズギターのグループレッスンには、独学や個人レッスンにはない魅力がたくさんあります。
- 手ごろな月謝と決まった日程で、無理なく続けられる
- 他の受講生の演奏から学び、自分の現在地がわかる
- 人前で弾く経験を積み、ジャムセッションデビューに近づける
- 練習仲間や人生の先輩に出会える
ジャズは、人と音を合わせる音楽です。だからこそ、上達の近道も「人の中」にあります。
一人での練習に行き詰まりを感じているなら、まずは体験レッスンで、その空気を味わってみてください。

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